
と言っても情報技術の進歩は今後も弛まず進むであろうし、情報技術だけがなし得る未来も確実に存在しています。
農業、商業、工業と同じように、カタチを変え、あり方を変え、連綿と続いてゆくことがひとつの産業であるなら、情報産業もまた同じなのではないでしょうか?
この情報産業は他の分野と違った特性として、「オープンソース」という考えがあります。
無償で何かを作る、無料で何かを提供する、時間を惜しまず情報公開するといったことを繰り返しながらこの産業は大きくなってきました。
通信費に代表されるコミニュケーションの費用は徹底的に見直され、より安価な方向へと向かっています。
通信設備があれば、わずか数千円で世界の情報にアクセスすることが出来ます。
10年前に私たちはどんな未来を夢見ていたのでしょうか?
技術革新はよりフラットになり、競争は激化し、ネットには激安の商品が溢れています。
そして10年先に私たちはどんな未来を見ているのでしょうか?
人がヒトであるなら、情報産業が担っている未来はあまりにも大きいのかもしれません。
見通しのよい世界はすぐそこにあります。
その世界を実現することが、私たちのひとつのビジョンなのです。